多くの人に知られるっていうのは難しいよなって話

 

 

こんにちは。

 

現在執筆中の1万字越えのブログを差し置いて、珍しく今回は誰かに刺さったらいいなと思いながらブログを書きたいと思う。

 

まずは何よりも、SnowManデビューおめでとう!!!!

ジャニーズのことがわからない私は、これがどれくらいすごいことなのかわからないけど、あんなにすごい阿部くんが15年かけてやっとつかんだ夢なんだから、それはそれはすごいことなんだと思う。

 

さて、デビューが発表されてから、いろんなメディアに取り上げられ、他のジャニーズアイドルが好きなファンも、そもそもジャニーズJr.とかよくわかってない人も、いろんな人がSnowManを強く認識する機会が増えた。

 

そうなるともちろん出てくるのが、アンチや誹謗中傷の言葉たち。

 

デビュー発表のあと、割とすぐに、「誹謗中傷に反応してはいけない!」という主旨のすの担のツイートをたくさん見かけた。

現状自分が楽しくなる情報しか入らないようにしているので気づかなかったけど、この前Twitterで「SnowMan」で検索しようとしたら、検索予測の一番上に「SnowMan ブス」って出てきて、なるほどね~こういうことね~ なんて思ったりした。

 

え?何その反応?SnowManディスられてるっていうのに軽くない?

そう思ったあなた。

 

そうなんです。よく言われるんですが、私はどうやら自分の好きなもの・ことへの誹謗中傷の言葉やアンチに対する耐性があるっぽい。

っていうより、嬉しいんです。アンチ沸いてくると。

これは別に私が変態なわけではない。はず。

どんな考え方すれば、そうなるんだよ、ということを今からこのブログに書いてみたい。これでもし、少しでもアンチに強く立ち向かう心を作っていくお手伝いが出来たら私は嬉しい。

すの担の人は歴戦のジャニオタが多い気がしているので、こんなブログなんていらない人がほとんどなんだろうけど、わかってても傷ついちゃうんだよーという人の支えに少しでもなれたらなって思う。

 

まずは私がこんな耐性を持ってしまった経緯を簡単に書きたい。

私はお笑いオタである(私が書いたすべてのブログにこれ書いてる気がする)。

オタクっていろんな界隈にいるけど、お笑いオタは、かなり頻繁に自分の好きな芸人が野外からの誹謗中傷の言葉にさらされた経験を持っていると思う。

 

お笑い芸人に対して、キモイ、バカ、とかそういうのは誹謗中傷じゃない。そういうキャラの人だってたくさんいるんだから。むしろおいしい時がほとんど。

でも簡単に殺害予告されるし、死を願われるし、死んだことにされる。賞レースで優勝してもヤラセって言われるしね。これはもう誹謗中傷だと思うんだよな。あと結構みんな気軽に「あの芸人つまんない」って言うよね。意外と近くにその芸人のファンはいるぞ!!アイドルにブスって言ってるのと一緒だぞ!!だってつまんないのは事実だし、みたいなテンションで言えばなんでも許されると思うなよ!

みたいなことを思いながらずっと思春期を過ごしてきた。だから耐性がある理由としては、そもそも慣れてるっていうのがある。え?悲しすぎない?

追い討ちをかけるように、めっちゃ好きだった芸人が問題発言多くていっつも炎上してたんですよね!(売れてないから規模は小さいけど!)これは芸人側がとてもとても悪いから顔から火が出そうになるくらい恥ずかしい。そう、芸人って勝手に炎上しちゃうんだよね☆ いっつも悲しかったな。それが原因でその芸人のオタク辞めたみたいなところある。それまで芸人の人間性気にしたことなかったけど、ある程度は大事だってことをその時学んだ。

 

全然簡単じゃないですが、こんな感じだったので、耐性もつくよねっていう。(そもそも周りの環境が悪いのではっていうのもある)こういう「自分が好きなものだいたい他人からは嫌われてるんじゃない?」みたいな生活を繰り返すと、ハートは強くなるよね。私だけが好きだったらいいや、みたいな気持ちになった時もある。

じゃあ、傷ついて強くなれってんですか?って話ですよね。そういうことではありません。なぜならこれではまだアンチの存在を喜ぶに至ってないからです。

っていうのは半分冗談で。ある程度前向きに捉えられるようになったのは、その中でアンチや悪口に対して気付いたことがあったからです。

 

それは、(その対象を)知らなかったら悪口すら言えない」ってことです。

当たり前じゃんって思うかもしれないし、実際にそう思いながら耐えてる人もたくさんいると思うんだけど。結局全部これです。

私は気づいたら、悪口を見たら「え、こんなにたくさんディスられてる!なんて多くの人が知ってくれてるの!」「えー!なんでそんなことまで悪口言えるの⁈めっちゃ調べてくれてるじゃん⁈」って思うようになっていた。

結局対象に対して嫌だなって感じるのが見た目だろうが、態度だろうが、考え方だろうが、なんだろうが、それを知って、関心を持って、自分にとってそれが好きなものか嫌いなものか吟味したのち、嫌いという判断をしているわけです。もうめっちゃ考えてくれてるじゃん!!やだー!やっぱり好きと嫌いは紙一重なんだねー!もう好きみたいなもんじゃん!

あと単純に売れない芸人好きだと、その芸人に対して誰かがコメントしてるだけでもうれしい。たま~にしか出ないテレビに出て、こいつつまらん。って言われても、もう観てくれてる人がいるんだなってね!うれしいね!

(こういう心の持ち方は、心理学的にはやばい状態として説明されたりすることもあったような気がしなくもないんだけど、もちろんジョーク込みの発言です。あんま重くとらえないでください。)

 

ふざけすぎたので、ちょっとだけまじめな話しますと、結局どんなにめちゃめちゃ愛される人であってもその人のことが苦手な人っていうのは存在してしまうんですよね。

たとえば、めちゃ愛されキャラのA君がいたとしましょう。A君はめっちゃいい人なので、A君の名前と顔を知っている人が1,000人いたら1人しかA君のことが苦手にならないとします。5,000人がA君の名前と顔を知っていたとして、5人しか苦手な人はいないわけです。

でも、A君がメディアに取り上げられるような人だったら?1,000万人がA君の名前と顔を知っているとしたら、A君が苦手な人が1万人もいるわけです。

今の時代1万人も同じ考えの人がいたらつながることが出来る。「あの人苦手」ってTwitterでつぶやいたら、「私もです」ってリプが来るわけです。その渦はファンの「好き♡」という言葉をいとも簡単に飲み込みます。だって、残りの999万人とは違う意見だから。そっちの意見を取り上げた方が面白いじゃないですか。

 

突然ですが、NON STYLEという芸人をご存じでしょうか。めちゃめちゃ女子高生人気が高い芸人として巷をにぎわせていました。1~2か月くらい前の番組で女子高生に好きなお笑い芸人のアンケート取ったらいまだに10位以内入ってたよ。すごいわ。M-1獲ったの2008年だよ⁈

でも大人の皆さんは「え?あのめっちゃ嫌われてる芸人が?」ってなりません?今念のためM-1獲った年を確認するために NON STYLEで検索かけたら、“今日、NON STYLEの井上が死んだ”っていう名前のゲームアプリが表示されました。それくらい嫌われている井上逆にすごいな。

 

結局ある程度メディアに露出している人なのであれば、嫌いっていう声に比例して好きな人もそれ以上にいるってことに他なりません。

100人アンチがいてもそのアンチを生み出す頃にはその何百何千倍のファンがいるんです。そうじゃなかったらアンチに知られるまでに至らないので。

 

悪口言ったら世間が盛り上がるってことはそれだけ世間の「共通語」になっていないといけない。

 

SnowManは世間の共通語になる方向に向かって行ってるんだと思います。

そしたら今まで知らなかった人たちが、知ってても大して見ようとしてこなかった人たちが、「ジャニーズ事務所からデビュー」という色眼鏡をかけてジロジロ見てくるわけですよね。

当然悪口も出てくるでしょう。みんながみんな同じ感性を持っているわけではないのだから。

だから私はブス、とか、売れるわけない、とか言う人にそんなこと記事するなとか、わざわざTwitterで発信するななんて思わないし言いません。ある程度は勝手に言っていいと思います。殺害予告みたいに明らかにダメなことじゃなければ。

ブログの冒頭であんなことを言っていた私だって電車であの俳優のどこがかっこいいの?とか言っちゃうときあるし。まじごめん。自分のこと棚にあげてますわ。

 

だからやっぱり一番の対処法はそういうアンチや悪口に"触れない"ってことなんだとは思います。

とりあえず嫌なこと言う人のTwitterのアカウントはブロックしよ。嫌な記事書くようなサイトのアカウントもブロックしよ。検索除けもしよ。自分の心は自分で守るべき。私だって耐性あるとはいえ、避けられるものは避けるようにはしています。

それでも見ちゃったときは、この人にも知ってもらってるってことかーって思ったり、この人はたまたまいた1,000分の1の人だったんだなって思えたらいいと思うし、このブログを思い出してくれたら私がうれしいです。

 

うわ、4000字だ。今回は短くしようと思ったのに。

こんな風にゼミの課題とか書けたらよかったのにな。

 

 

 

最後に、こんなこと言ってますが、私がまだSnowManのことを好きになる前の2017年の12月、はじめてSnowManを観た時(友達に少クラ観させられた)、

「このグループ、かっこいい人誰もいないじゃん」って言ったんですよ。

それが今これ(阿部担とかいう阿部くんカッコいいって定期的に言う人)になってるわけです。

人生何が起こるかわからない。あなたのそばのアンチだっていつ身内になるかわかりません。

昨日の敵は今日の友。アンチの人を、「素直じゃないなあ」と勝手に将来の身内認定するのもありかもしれないです。